アトラクション

 

みなさん、こんにちは。旧3-8の稲吉です。事業委員会のアトラクション班長を務めさせて頂いております。

 みなさんご承知のとおり、「アトラクション」は、同窓会ではいわゆる「見せ場」であり、盛会のカギを握るといっても過言ではないと思います。それだけにプレッシャーもありました。

 実行委員会でアトラクションの項目や内容は簡単に紹介させて頂いているとおりですが、今回は「どうしてそのアトラクションに決定したのか?」について、少し説明させて頂きたいと考えております。お時間に余裕のある方は少々おつきあいください。

 

 1.数

  大同窓会の中で、アトラクション(校歌合唱と応援団は除く)に確保できる時間はおおよそ一時間弱で、一つの演奏時間はおおよそ1015分程度、例年2~3種類位演じられています。この慣例にならい、今回も3種類を基本に検討しました。

 

 2.内容

  皆様ご承知のとおり、大同窓会は600人(?)を超えるメイン会場を中心に、別室も使って千人規模で開催されるため、「みんなにわかる楽しいアトラクション」をメインテーマに検討しました。

 しかも今回は記念すべき「第50回」!!なにか「目玉」が必要です。

 

 3.選択基準

  ここが一番悩んだところですが、「基準」という明確な物差しはありませんでした。

  強いてあげるとすれば・・・

  演者等が明善に何らかのゆかりがある(予算が潤沢ではないので、幹事学年にゆかりのある方が出演できた方が良い)

  毎年出席される方が多いので同じものはまずい、少なくとも前年度とは違うタイプが望ましい。、

  大同窓会は、前身の旧制校を含む「明善」の関係者の、まさに“老若男女”が大勢集う場であり、各世代の皆さんが「そこそこ」盛り上がれて楽しんで頂ける、または酒宴の邪魔にならないような“出し物”である

  こんなところでしょうか・・・。でもこれって「言うは易く行うは難し」なんですよね~ほんと・・・。

 

 4.産みの苦しみ

  昨年度の56卒の先輩のアトラクションを拝見し、アトラクション担当は思いました。

  「ウチの学年にこんなエンタテイナーみたいな人っておったやろか・・・?(T_T)

 なんぼ考えても、誰に聴いても、首を横に振るか、「う~ん」と黙り込むか、楽器の演奏ばかり・・・

  担当を引き受けた昨年の夏頃は、「とりあえず太鼓だけやっといたらええやろ」位で軽~く考えて

いただけに、この現実とのギャップに、大変な役引き受けちゃったなぁ~と後悔せざるを得ませんでした。いやマジで・・・。

 

で、考えたくなくて先送りしていても、時間はどんどん過ぎていきます・・・。

 やっとの思いで事業委員会のメンバーで思いついたのが、

太鼓(私が所属していましたが、昨年度から仕事の関係で全く練習できなくなってしまい、幽霊部員

   状態ですが・・・。)

②管弦楽(旧5組の岡さんがメンバーです)

③フラメンコ(同級生がほぼプロなんですが、仕事の関係でどうしても参加できないとのこと・・・・(泣))

 

 ①②はもちろん悪くはないのですが、演奏系だけでは“普通”すぎる。50回の記念の「目玉」としては少々力不足の感が否めません。なにかインパクトのあるやつが、何か「目玉」にふさわしい出し物はないかと頭をひねりますが、あの会場であれだけの大人数の酔っぱらいに理解してもらえる、格調高い出し物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「んなもんあるかっっ!!!!」(心の叫び)

 

 そんなどん詰まり状態のとき、岡さんが見つけ出してきてくれたのが、「能」だったのです!

しかもプロ!本人ではないけれど、お姉様が同級生!お~ゆかりもあった!

「宴会のアトラクションで伝統芸能とは聞いたこともない!サプライズの目玉に良いじゃないか!

静の「管弦楽」、動の「和太鼓」、鎮めの「能」、順序はどうあれ組み合わせも悪くない!でも、宴会で伝統芸能なんぞ、しかも安い予算でやってくれる人やらおるとかいな?」

それが正直な気持ちでした。さらに実行委員会での受けも残念ながらいまひとつ・・・。 

 

そこで最後にだめ押ししてくれたのが、「上司」で「司会」も受け持つ事業委員長の西原君でした!

ああ見えても(失礼!)実は熱血漢の西原君、能楽師のお住まいまで直談判に出向き、「快諾」を引き出してくれたのでした!ありがとうございます!!!(^0^)/

さらに③について、「絶対無理」と言ってるのを説得して、「参加しますと断言は出来ないけれど頑張ってみる」とまで翻意させちゃった!!(それでも、9月頃しか最終返事が出来ないらしい・・・仕方ない)

 そういうわけで、3個の予定だったのが、フラメンコが入るかもしれないってことで、この間説明したとおり、4個になったわけです。

 この4個の中でも、フラメンコは同級生本人がやるんで、他の3個より最も強いゆかりだし、他の学年には決して真似ができないので、可能性があるのならば、最後まであきらめたくないのであります。

 

5.本番に向けて(決意表明?)

 こうしてアトラクションの内容はあらかた決定することが出来たのですが、実は本番が一番大変だと思っております。その理由は・・・

  千人規模、しかも別室でまで開催されている大宴会で、参加者に、何をやっているのかわかるのか?

  太鼓は一定の場所を占有してしまうが、会場に太鼓を置いておくスペースが確保できるのか?

また出し入れがすぐに出来るのか?

  タイムスケジュール上は収まったが、本当に予定通りうまくさばけるのか?

  出演者の皆さんに、不満なく演じてもらえるのか(誰も聞いてないというのが最悪)

等々考えたらきりがありません。時間配分をはじめ、細かい点で今後修正も必要になることでしょう。

 

でも!!もうここまできたら、意地でも成功させにゃならん!

出演を了承(予定も含む)してくれた皆さんのためにも、

同窓会を成功させようと一生懸命頑張ってくれている実行委員会のみんなのためにも、

それになにより50回目の大同窓会を楽しみに出席してくれる先輩方や後輩方のためにも!!

 

そういうわけで、あと半年、人事を尽くして天命を待つ気持ちで頑張りますので、実行委員会の皆様、ご協力をよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

 

乱文長文に駄文で失礼しました。最後までおつきあい頂きありがとうございました。

ではまた。

 

 

                               アトラクション班長 稲吉


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コメント: 1
  • #1

    シブ (土曜日, 29 4月 2017 17:26)

    熱い思い伝わりました‼️
    大変な役割でしょうが、頑張ってください。
    みんなで成功させましょう�