職業観育成講座


 清水です.10月5日に参加した職業観育成講座を以下に簡単に報告いたします.
 
 職業観育成講座は3年前までは毎年同じ講師に来て頂いていたそうですが,2年前から大同窓会担当幹事学年が交代で受け持つようになり,今回が3回目とのことでした.今回参加した講師は下表の10名です.当初公務員を担当予定だった西原くんが仕事の都合で参加できなくなり,高田くんと交代になりました.受講するのは1年生で,生徒達は自分が話を聴きたいと思う講師へ質問用紙を提出することになっています.
 
 約2週間前に生徒達から質問用紙が届きました.私はその質問をいくつかに分類して表にまとめ,その質問に回答する形でお話をするつもりでした.講師の中には事前にスライドを準備して講義された方もいらっしゃいました.
 
 午前中体育館でのパネルディスカッションには,川島くん,荒木くん,内山さんの3名が参加され,先生や生徒達から沢山の質問を受けたそうです.
 
 私は午後の分科会からの参加でした.各教室から生徒が2名ずつ講師控え室までお迎えにやってきて「〇〇先生,よろしくお願いします。」と入口で挨拶されます.その案内係の生徒について行って教室に入ると,「起立,礼,着席」の号令で講座が始まりました.受け持ち時間が2時間あると勘違いしていたので,職業を決めた経緯と仕事内容を中心にゆっくりお話ししていました.しかし途中で喋れる時間は1時間しかなかったことを知り(残り1時間は感想文を書く時間),後半は質問用紙に書かれていた質問について早口で回答することになり,生徒の皆さんに申し訳ない気持ちで話を終えました.講義終了後には代表の生徒から丁寧なお礼のご挨拶を受けました.高校生とは思えない素晴らしい挨拶に驚くと同時に大変感銘を受けました.担当の先生によると,今の明善の生徒は私達の頃とは違って大変真面目で大人しく優秀なのだそうです.
 
 それから1週間後の10月12日に生徒からの感想文が届きました.全員ではなくチョイスされた5名分の感想文でしたが,どれも綺麗な文字で秀逸な文章にまた驚かされました.昔はもちろん,今でもこんな立派な感想文は書ける自信はありません.以下に(名前は伏せて)感想文をご紹介しますのでぜひご覧ください.

  

 今回はお役に立てればというつもりで参加しましたが,逆に生徒達から元気を頂いた職業観育成講座でした.参加させて頂きありがとうございました.